●加計呂麻島 トピックス
山が多く、坂が多い。これは自転車で回るのはけっこう大変。そもそも奄美大島は意外と広い。離島では面積が2位らしい。あまり準備せず自転車で奄美大島を旅行しようとするのはやめておいたほうがいいと思う。
俺は昭和荘でバイクを借りた。フェリーで加計呂麻島へ。朝一番の7時のフェリーがおすすめ。朝焼けが綺麗に見えるし、加計呂麻島を時間いっぱい楽しめる。
フェリーチケットは当日の朝、フェリー乗り場のすぐ横で買える。運賃とバイク込みで往復1000円くらい。
約30分ほどで加計呂麻島に到着。
加計呂麻島には商店が1,2箇所あるだけで基本的に物は買えない。道中、食堂やレストランがあるがオープンしている時間も短いので急いで島を一周したい場合は古仁屋でパンとかを買っていこう。ゆっくりの人はいくつか美味しいレストランもあるようなので行ってみるのもおすすめ。
俺は瀬相港から東側を一周した。生間港のガソリンスタンドはいつでも空いてるわけじゃないらしいので、実質ガソリンスタンドは瀬相に一個だと考えておいたほうがいい。
●海軍司令部跡
中に入れる。真っ暗で怖い。虫がたくさんいる。冒険スリルは味わえる。
●震洋
日本が終戦間際に作った、特攻兵器「震洋」。太平洋を震撼させる、という意味らしいが、その大きな夢とは裏腹に出撃せずに終戦したこの加計呂麻島の部隊はどんな気持ちだったろう。爆弾を積んだ小さなボートで相手の戦艦にぶつかる、捨て身攻撃の部隊。その基地があったのがここ。船を隠す穴や司令部跡などがある。ここの兵隊で、後に著者となった横尾敏雄さんの記念碑が設置されている。震洋は物資不足の中作られたので、全てベニヤ板製のボートだったらしい。そんな軽いもので戦艦に突入するなんて。
加計呂麻島を走る。
曇っていたので少し寒かった。海は穏やかで綺麗。アップダウンの激しい道をひたすら走る。
走っては良い景色を見つけて写真を撮る、を繰り返していたのでけっこうゆっくりの速度。
生間港。
この日は日曜日でガラガラ。ガソリンスタンドもやはりやっていなかった。カップラーメンなどが少しだけ売ってる。
17年11月時点では、9月の台風で色々な道が土砂崩れしていた。その影響で、安脚場戦跡は通行止めで行けなかった。残念。一応、来年中には復興見込みらしい。
瀬相港にある、市場。市場と言えど、品揃えは微妙、、、既製品は基本的に奄美大島で売ってる。お刺身とかアイスクリームがおすすめ。置いてある情報ノートが笑える。
マモルくん。
小学校の前に立ってる。まじインスタ映え。
ときにはこんな悪路も。
眺めがとっても良い。
奄美大島は相撲が有名。どの村にも土俵がある。今はあまり使われなくなったらしいが、昔は村同士の試合もよくあったそうだ。ちなみに、かなり本格的な土俵で、しっかりした作りになっている。
川が綺麗。おばさんがオオウナギに餌をやってた。
村の商店。こんな田舎に来ても、定価は変わらないのが嬉しい。
約11時間かけて東側を一周。なかなか疲れた。最後には綺麗な景色も見れたが、夕日をきちんと見れなかったのが残念。
最後の瀬相港18:00頃発のフェリーで古仁屋に戻った。加計呂麻島は日帰りで十分楽しめました。