スクートの格安ハワイ路線で関空からホノルルへ
スクートのハワイ路線のセールで関空ホノルル往復チケットを20000円で買うことができた。ハワイ一人旅。仕事終わりに深夜バスで関空に向かい、帰りも関空から深夜バスでそのまま出社するというエクストリームな旅行だった。
深夜バスで東京駅から大阪へ
まずは大阪へ。バスではほとんど寝れなかった。
青い春を見た。ミッシェルの曲がかっこいい。ドロップの挿入歌が良かったな。内容は意味がわかんなくてつまらなかった。
ハワイに持って行く荷物を少なくするために服を最小限にしたせいでかなり寒い。ダウンは2着着て、持って行く服を全部着た。
梅田モータープールに6:50着。近くのマクドナルドで寝た。机に突っ伏して3時間くらい。よく耐えた俺。
9時くらいに起きて、すこし仕事をした。携帯のテザリングが通信制限かかった。11時くらいに心斎橋へ移動。大阪の知人と待ち合わせ。
バルバッコアで昼ごはん。大阪で肉!って言ってたからなにか面白いお店に行くのかと思ってたけど、バルバッコアだった。もちろん美味しいし、奢ってもらったので大満足だけどね!ごちそうさまでした。ほんとはもっと食べれたんだろうけど、寝起き+寝不足であまり食べれなかった。喫茶店で時間を潰して、お別れ。教えてもらったバスで心斎橋から関空に向かう。
関空でスクートのチェックイン
関空はけっこう混んでいた。外国人が多い。規模のせいなのか、東京より人がいる感じがする。関空の勢いを感じた。
スクートは2時間前に行ったがチェックインは大行列。今回は預け荷物なしで、手荷物のみ。バックパックは約6キロオーバーだったがなんとか誤魔化した。俺は過去イランに行ったことがあるので、アメリカ入国のためにアメリカビザを持っている。スクートのカウンタースタッフはアメリカビザが初めてだったようで、チェックインに手こずっていた。
混んでいたので予想以上に時間がかかった。急いで大韓航空のラウンジでご飯を食べる。プライオリティパスが使える。
手荷物検査はすぐ通過。液体物をジップロックに入れてないけど何も言われない。随分ゆるくなったよね最近。
出国は自動化ゲートで楽々通過。今は免税でIQOSも売ってるのね。
ゲートに向かうと、時間になったけどまだ搭乗してない。ちょうど近くにラウンジがあったので、軽く仕事した。
スクートのハワイ便に搭乗!
搭乗。ボーイング787なので、気のせい程度だが湿度や気圧コントロールはされている気がする。
シートピッチは問題ないが、シートが全然倒れないのが寝にくかった。座席は7割くらい埋まってる印象。後ろの方は3列空いてたりした。
座席モニターはなく、機内エンターテインメントはない。機内ではホノルル ランキング&テクニックを読んだ。なかなか寝れない。冷房が寒い。
結局kindleで映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」を見た。指を切って、血で日の丸を描くシーンが衝撃的。そういうことが行われていたのかと思うと、あの日の丸の国旗は随分歪なものに見える
うつらうつらしながらホノルル到着。家族連れもいるし、大学生のカップルもいる。あまり品が良い感じの乗客は少なかった。ちょっとヤンキーっぽいというか。
ホノルルに到着。公共バスThebusでホノルルへ向かう
降りて、急いで空港を出る。エスタだけではなく、B1B2ビザでも自動入国機械を使えた。でもあれ、結局同じこと聞かれるだけで対面チェックあるし、意味があるのだろうか。
入国審査は、イランにはなぜ行ったのか、仕事はなにしているのか、の2問だけ聞かれた。アメリカビザの面接と全く同じだ。
ザバスの停車場がわかりにくい。空港を出て、目の前のバスロータリーにある。ちょうど着いたときに目の前で行ってしまった、、。結局20分くらい待った。小銭を数える。
今回、公共バスとレンタサイクルでほとんど移動する予定だったので、5ドルのワンデーパスはお得だ。それを最初から購入した。
待ってる間に変なおっさんがいてウザかった。この人、関空でも人に話しかけてた人だ。後に、ホノルルでも会う。
イリカイホテルのシナモンズ
ザバスでまずはイリカイホテルのシナモンズへ。一番普通のパンケーキを頼んだけど、普通だった。別にそんなに美味しくない。コーヒーはおかわりできた。
レンタサイクル「biki」
バスで宿に向かう。まだチェックインできないので、荷物を預けて出発。レンタサイクル「biki」を登録。レンタサイクルBIKIは便利。300分20ドルを購入。
カパフル通りのベイリーズ
早速BIKIでカパフル通りへ。ベイリーズでアロハシャツを購入。大体40~70ドルくらい。置いてあるのは古着ではなく、過去のアロハシャツとか。デッドストックに近いかも。1着ものの古着もあるが、トリリチャードとか定番のところが多い印象。でも他のお店に比べて在庫数が多いので見る価値はある。まずはここでアロハシャツを買おう。この時いたおばさんの店員は日系人みたいで、日本語で話をした。
またチャリを使う。毎回返したりカードを通したりするのがめんどくさいが、仕方ない。BIKIには鍵がないので、毎回返さなくてはいけない。といってもそのへんに放置しておいても持ってかれることはなさそう。利用時間次第。
カパフル通りのサッカーロッカー
サッカーロッカー。大したものは売ってない。ユニフォームも一部はノーブランドの偽物。オリジナルtシャツは悪くないが、ちょっとダサい。ハワイ現地のサッカーユニフォームはあるが、ダサすぎて買えない。ユニフォームというか安っぽい練習着。
レナーズ
日本人だらけ。ネオンサインのロゴがかっこいい!マラサダを購入。5ドル以上じゃないとカードが使えない。ロゴがかわいいので、グッズも可愛かった。Tシャツやキャップなどが売っていた。
3分くらい待ったところ、出てきた。揚げたて!熱い!でも甘くてとっても美味しい。ふわふわ!とても美味しいが、要は日本で食べる揚げパンと同じ。マラサダ以外にもパンは売ってるが、みんなマラサダを買ってる。
ハワイ日本文化センター
BIKIでハワイ日本文化センターへ向かう。ハワイの横断歩道は毎回ボタンを押さなきゃいけないのがめんどくさい。押すのを忘れてて信号が変わらないことが何度かあった。
ハワイ日本文化センター、最初は入り口がわからなかった。企画展示は無料。この時は、二次大戦中の日系人強制収容所ホノウリウリについての展示だった。娘に送ったという、歯ブラシで作った指輪が印象的だった。ギフトショップにはダルマやお皿、浴衣など日本の物が売っている。新品ではなさそうで、リサイクルショップのような感じ。値段もあまり高くなかった。オリジナルTシャツや缶バッチも売ってる。
入場料は10ドル(高い!)と書いてあったが聞いてみたら5ドルって言われた。適当なのかな。悩んだけど、せっかくだから入った。展示はけっこう面白かった。英語しかないが、日本語訳のファイルを貸してくれる。これがあれば全く問題なく展示は理解できる。翻訳のレベルもとても高い。
ハワイ移民初期のパスポートが現物で展示されているのがすごく衝撃だった。他にも、労働条件の悪さとか、給料の搾取とか、知らないことがたくさんあった。今でも海外で働くということはすごいことで、まわりからもすごいと言われる。当時はもっと珍しかったし、夢を抱いて来たんだろうな。今でこそ、来てダメだったらすぐ帰れるけど船の時代はそうもいかない。奥さんが死んだ、とか本当につらいだろうに、息子を学校に入れるほど働いたとか書いてあって、日系人の多いハワイで、こんなに平和な世の中になって、日本人がたくさん笑っていることがどれだけ尊いことかわかった。展示の名前のおかげさま、の通り、歴史があるからハワイがあるんだな、と痛感。こんな太平洋のど真ん中の何もない島がここまで栄えている違和感にも納得した。
日本語訳できちんと読めたこともあり、とても満足。でも人が全くいなくて暗いし静かだし怖かった。特に映像ルームは怖かった。
近くのロングスドラックスに行って、下見。リップはなかった。
バスを探したけど、行きたい方向がないし、立っているのもつらいくらいに眠い。バスを待ってると寝てしまう。レンタサイクルBIKIでとりあえずカラカウア通りに向かう。
リサイクルショップのセイバーズ
途中、クヒオ通りのバス停で42番を見つけたので乗る。このバス停にも関空のおっさんがいた。また人に話しかけてた。それは別にいいんだけど、俺はこんなにも適当なんだ、ハワイを楽しむ気はない、調べてないしね、みたいな他人行儀なスタンスがうざい。
バスでうとうとしながら約30分ほどで、リサイクルショップのセイバーズsavers近くに到着。バス停の名前はわからないけど、オフラインでもグーグルマップのGPSが使えるのでばっちり。
セイバーズは広い!アメリカンサイズだ。バックパックは持ち込めないので入り口に預ける。アロハシャツから防寒具までなんでも揃ってる。全体的には10ドル前後が多い。ミリタリーは安い。穴場はTシャツとベースボールキャップかな。2.3ドルで掘り出し物がある。アロハシャツも探せばトリリチャードとか5-10ドルくらいで売ってた。全てサイズがすごく大きいので、合うやつを探すのが大変。ベットシーツとかおもちゃ、インテリアなども売ってる。楽器はなかった。
真鍮の腕輪を買おうと思ってショーケースから出してもらったのに、その店員がどこに行ったかわからなくなって、商品も誰が持ってるのかわからなくなったから結局買わなかった。自分が英語をよく聞き取れなかったのが。いけないのに笑
腕輪を試着した時に傷がついた。血が出てる。猛烈に眠い。自分でも不思議な選択をしたが、途中で帰った。結局、このセイバーズでは何も買わなかった。
ダウンタウンの古着屋
降りたバス停からまた戻る。お次はダウンタウンへ。バリオビンテージ、ヘリテージトレーディングカンパニー、ティンカンメールマン、ロベルタオークスなどのショップを回る。どこのショップもかっこいいしオシャレだが、あまりピンとこない。値段はまあまあかな。日本よりも高いけど、安いものもあった。この辺りの街並みは古くてかっこいい。チャイナタウンも混じってるのですごく良い感じだ。
歩きながら、バス停を探す。フォートストリートモールに丸亀製麺があった。ホノルルのそれと違って、こっちは空いてた。ロスドレスもあった。結局、BIKIでワードまで行くことにした。
海沿いの広い道を走る。BIKIはただのレンタサイクルだが、整備は行き届いていて乗りやすい。タイヤは太くて安定しているが、電動アシストがついているのか車体もペダルも重い印象はない。すいすい漕げる。
カカアコのウォールアート
途中でカカアコを通る。ウォールアートを見て回る。カカアコでウォールアートを見る時にレンタサイクルBIKIはとても便利だ。これだけウォールアートがされてて、倉庫や工場街だと少し治安が悪そうな印象を受けるが実際はどうなんだろう。人は全然いなかった。まぁ、普通に見て回って写真を撮る分には余裕な感じ。
引き続きチャリでワードに向かう。ワードウェアハウスが閉鎖していることを知らなかったので、荒野になっててびっくり。ワードビレッジショップスを見る。BIKIのスタンドが近くにあって便利だ。コンビニでレッドブルを買った。関空の大韓航空のラウンジでもらったおにぎりを食べる。美味しい。サルベージパブリックに期待して行ったが、微妙だった。今のコレクションが微妙なのかも。隣の建物のノードストロームラックが良かった。なんとレイバンが売ってる。しかも破格。80ドルくらい。ケース付き。最近のデザインのやつもある。その中で気に入ったやつがなんと50ドルだったので後に買った。ロスドレスにはレイバンはないし、ホノルルのノードストロームラックは品揃えが少なかった。
アラモアナセンター
またBIKIでアラモアナセンターへ。アラモアナセンター近くのスタンドがなくて困った。地図にはあるって書いてあるのに。夕暮れ時で景色が綺麗だった。
アラモアナセンターではロングスドラックス、ロスドレス、トリリチャードを見た。
バスを待ってみたけどなかなか来ない。諦めかけたところでやっとバスが来た。ホノルルの中心地で降りる。ロングスドラックスへ。ホノルルのロングスドラックスは値段が高い。アラモアナセンターの方が安い。
そのままカラカウア通りを散策。エイティエイティーズはただのTシャツ屋さんで、古着はなかった。アヴァンティも同じく。
ワイキキ横丁は20ドル以上する食事ばかりだが日本食のクオリティは高そう。
モアナサーフライダーのローソン
モアナサーフライダーのローソンに行く。コーヒーバターをお土産にリクエストされていたので、購入。10ドル。このローソンでスパムおにぎりと辛ラーメンを買った。スパムおにぎりは2種類あって、冷凍の安いやつと作りたての高いやつ。高いやつで2.7ドル。お湯が緩くて、ラーメンは上手く作れなかった。ビーチで食べる。美味しい。スパムおにぎりも美味しいし、辛ラーメンも硬いけど美味しい。1人でビーチで食べるラーメンは貴重な経験だった笑
歩いて宿に戻る。デュークカハナモク像のレイが枯れまくってて笑った。ホームレスがたくさんいる。
宿にチェックイン。ポリネシアンホステル。ドミトリー10ベッド。デポジット現金で10ドルとられる。コーヒー無料。お湯と水無料。飲み水無料は意外と助かる。朝食付いてたけど結局一回も食べなかった。
温かいシャワー浴びて速攻寝た。死んだように眠る。